二シアフリカトカゲモドキのベビー飼育【ハッチ後の管理】

ニシアフリカトカゲモドキ

ついにニシアフがハッチ!感動的な瞬間です。

アダルト個体に比べたらかなり小さいため驚くかもしれません。

そのため、初心者の方は嬉しいと思う反面、ベビーの管理に対する不安もあるでしょう。

今回はニシアフのハッチ直後、ベビーの管理方法について我が家の実例に基づいて紹介していこうと思います。

ニシアフのハッチ直後について

ハッチ直後のベビーはすぐには移動させません。

発見後、ヨークサックがちゃんと吸収されているかだけ目視でチェックし、そのまま一晩放置します。

ヨークサックが体外に付いたまま生まれてきてしまった場合は、すぐに飼育ケースへ移動させ十分な湿度を保ちながら管理していきます。

それでもほとんどの場合は体内に吸収されずに体から分断されてしまいます。

しかし、それでもしっかり管理すれば順調に成長してくれる個体も多いので、気を落とさず頑張ります。

ハッチ後の飼育環境について

ハッチ後の飼育環境のポイントは

・広すぎない

・湿度を保ちやすい

・温度は30℃~32℃程度、30℃以上はキープ

我が家では、空気穴をあけた透明なカップやタッパー、小さめのプラケースなどに湿らせたキッチンペーパーを敷いてそこにベビーを移して管理しています。

狭いと思うかもしれませんが、ハッチ後しばらくの間は広さやレイアウトではなく、安全性や温度・湿度管理のしやすさを重視したこの環境で管理します。

水入れは入れません。

毎日キッチンペーパーの交換時と、必要に応じてあともう1回、1日合計で1~2回ほど霧吹きをします。

また、ベビーの複数同居飼育はおすすめしません。

実は我が家でもハッチメイト同士(同じクラッチの卵から生まれたベビー同士)は同じケースで管理していた期間がありましたが、一匹だけ自切させてしまいました。

それからは、仕切りをつけてでも一匹ずつで管理するようにしています。

餌食いやフンをしたかどうかも一匹ずつ確認できるので、尚更よくなりました。

餌やりについて

ほとんどの個体はすぐには餌を食べません。

食べ始めるのに、早くて3日ほど(与え始めた初日)で食べることもありますが、大体は1週間~10日、2週間以上かかることもありました。

我が家ではハッチ後3~4日ぐらいから餌を与え始めてみます。

方法としては、S~SSサイズのコオロギを2等分にちぎってケース内に転がしておくだけです。

翌日コオロギが無くなっている、もしくは減っていれば食べるようになったということになります。

初給餌からいきなりピンセットで与えたり、コオロギを歩かせたりはしないようにしています。

ニシアフの場合、最初は置き餌でも、後々ピンセットからの生き餌や人工フードに変更していける個体が多いです。

まとめ

今回はニシアフのハッチ直後の管理について紹介しました。

ざっくりまとめると

・透明なカップやタッパー、小さなプラケースなどに湿らせたキッチンペーパーをひく

・温度は30℃以上はほしい、32℃くらいまで

・1日1~2回、水分補給もかねて霧吹きをする

・ハッチ後3~4日目からちぎったコオロギを置き餌

段々成長してきて狭くなり、調子も安定していたら普通の飼育環境に移行していきます。

ただし、ベビーの間は温度と湿度を保ちやすい環境を心がけます。

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